夕暮れを見ると思いだす彼は
パソコンのキーボードのHだけが壊れたゆきです。
パソコンでとりあえず、気にせず打って携帯でハ行だけ治すという苦行を強いられてます。(ハミガキだったらアミガキになっちゃう)
今日みなさんに覚えて帰ってほしいことは
ハ行は大切
って事です。Hのキーってキーボードの中でも真ん中らへんに位置してるんで人差し指でターンっ!て打ちがちですけど、物は大切に。
なくなって初めて気づく文章中のハ行の重要さ。
~本題~
今日は朝からバイトでした。
バイト先には窓に面した作業台があって私は今日はそこを使ってました。夕暮れ時、窓に目をやった私はふと二宮さんを思い出しました。
どうしてかはわかりません。どうしてかはわからないけれど二宮さんの顔が浮かびました。
私は去年、「母と暮らせば」という映画を見ました。一緒に観る友達も誘うのもめんどくさく一人で行きました。その当時私は学校の授業で井上ひさしの「父と暮らせば」のレビューを書かないといけなかったので何かのヒントになればと思いました。
しかし、私がポンコツだったのでヒントは沢山あったのですが何も得られずに見終わりました。ちょうど部活で自分のポンコツ具合が露呈したのもこの頃です。
二宮さんは昭和時代や明治・大正時代がとても似合います。「母と暮らせば」の後にスペシャル番組かなんかで「赤めだか」と「坊ちゃん」も放送されていましたね。
二つとも現代の話ではなく少し昔の話でした。
「母と暮らせば」を観た私はいたく感動し、彼の持つ「日本人らしさ」、「日本人性」を感じました。「和風」ではない、「日本人」。
それは多分、困ったような優しい顔立ちだったり、少年のような風貌だったりと容姿に関係するのも多いとは思います。
もう一つはA-studioの二宮さんがゲストの回でも鶴瓶さんもおっしゃってましたけど、*1「人の中に溶け込む力」が凄くある方なんだな〜と思いました。
その愛され力というのはただ愛嬌があるというだけではなくて、やっぱり演技の実力があるから、やることやってるから余計に監督からも「かわいい奴め」って愛されるのかなぁと思います。
あと一見、馴れ馴れしかったり小馬鹿にしたりイジったりってのはあると思うんですが、そこに悪意はないし絶対人をおとしめたり悪口を言わないんだろうなと。人として確かなんだろうなって想像しました。
あと、親思い(´;ω;`)
なんてええ子・・・。ちらほらと出るお母さんエピソードに泣きます。「母と暮せば」や「フリーター、家を買う。」を見ると余計に・・。
それも嵐のトップアイドルなのに親しみやすい、「近所に住んでる町内会のお兄さん」みたいな感覚に繋がってるんでしょうね。(私はすごい親しみやすさを感じる)
いつか嵐の持つ「普通さ」や「派手感のなさ」についても書きたい。(褒めてます)
その親しみやすさだったり、人との協調性だったりという意味での『和』を持つ「日本人性」が私には感じられました。昔ながらの心の優しい日本人なのです。
それが夕暮れをみたときに思い出した理由だと思います。人によって自分の中にあるふるさとだったり、ルーツだったりを思い出すものって色々あると思いますが、私にとって夕暮れ時は自分の「日本人性」を考えるものだったのです。
そして、そこに二宮さんがいた。上手く私の「日本人性」を体現してくれました。
二宮さんは昨年、この「母と暮らせば」で日本アカデミー賞主演男優賞を受賞されました。私はこの作品で俳優として最高の賞を受賞されたことが本当に本当に嬉しいです。
ここまであーだこーだ色々と書いてきましたが、別に嵐のファンでもないので二宮さんのことはテレビでちらっと映る、それだけしか知りません。
だけど、自分が感動した映画が評価されたこと、その映画で大好きになった俳優が評価されたことが誇らしく、自分のことのように嬉しかったです。受賞スピーチで涙ぐむ二宮さんをとても誇らしい気持ちで見ていました。今でも胸がアツくなりますもん。
Yahoo!ニュースで記事を読むときに下の方に匿名でコメントできる欄があると思うんですけど、当時の記事に匿名で
俳優の才能を持った少年がたまたまジャニーズに入った
と彼の演技力を評価していて、たしかにそうだなあと思いました。
二宮さんは一流のアイドルだしアイドルの才能ももちろんあったんだけども、もう一つ俳優の才能も持ち合わせていた。
まだ彼は30代だしこれからも楽しみです。
私は思いついたことをぽんぽん書いてしまうので脱線しまくりだし、論理的な文章が書けないので結論が無いんですが今回はこんな感じです。
では。
*1:映画を観た後でそっこー探した。「人となり」を知る番組としてはアナザースカイとこの番組が二強