いつでもまっすぐ

1/16 ロカビリー☆ジャック

屋良くん主演のミュージカル

東宝の舞台らしく、平野綾さんや昆夏美さん、海宝直人さん、吉野圭吾さん等々キャストが豪華すぎる。あ、CIRCUSで一緒だった塁斗くんもいました。

で、音楽が斉藤和義さんとさかいゆうさんと福田裕彦さん。演出岸谷五朗さん。音楽面のプロデュースは森雪之丞さん。金かかってるぅ!!

 

 

ストーリー

ロカビリーが大好きな売れない歌手ジャックはスターになるために悪魔と契約を交わす。それは愛を歌えないジャックの代わりに、シンガーとしての成功を約束する代わりに、彼の中に愛が育ったらその愛を命と共にもらう…というもの。

一年後、スターダムを駆け上がるジャックの前にルーシーという歌手が現れ2人は恋に落ちる。

ジャックの弟的存在のマネージャービルとルーシーのマネージメントをするサマンサやテッド。色んな人たちを巻き込みながら進んでく物語です。

ストーリーとしては超サクサク進むし、ジャックが売れるシーンやルーシーがなぜアイドル歌手になれたのかとかとか色々とスルッと進んでいくんですが、ストーリーのテンポが早いから別にそこはそんな気にならなくて。でも丁寧に作られてて、ある意味軽く見れる感じがまた魅力なんだろうなと思いました。

なんかもうみんなハッピー!!って感じの終わり方で、観てる人も今日の嫌なこと忘れれるような。日本作のオリジナルミュージカルなんですが、良い意味でアメリカのハッピーエンド!って感じ。衣装やセット等々の世界観としては映画「ヘアスプレー」ぽさを感じました。ポップ!

 

キャスト

良くん……今回も可愛かったーー!!

しゅん( ´・ω・`)としたり、ペタンと座って電話かけたり、昆ちゃんの後ろに隠れたり……特に昆ちゃんとのペアはミッキー&ミニーかな??っていう可愛さ……ぎゃわいい。

ジャックは主人公として感情の起伏はわかるんだけど、基本的な性格が私の読解力では読み取れなかった。でも、自分のために田舎から大都会へビルを連れてきた。そのせいで?ビルはビルのお父さんとの関係があまりくないまま離れて暮らすようになっちゃったっていう事を気にしてて、ビルになりすましてお父さんに仕送りしたりっていう優しさはあるんだよね。明るいけどけして派手ではなくて優しい人なんだと思う。少し気弱な部分もあるんだよね、だから最初歌手として売れなかったんだし。

宝さんは犬系の顔で可愛いなぁハンサムだなぁとひたすら思ってました。エメラルドグリーンのスーツが好きだった…なんかストールを首から下げてジャケットの下にやってるのとか好き。

野綾さん!ロケット団的な悪役?なんですが、その企み顔というかちょいワル女ボスの表情が上手い!!!!キュートなのに情に厚く頼れる、のに知的なビルに恋しちゃうというマジで可愛い女ボスです。さすが声優さんでボスとしてがなってる時と、恋してる時のぶりっ子な声の幅が凄かった…。

ビルと結ばれたあとひたすらイチャついてて見てるこっちが幸せになりました……

屋良くんがwebで書いてたんですが、クランキーの声も平野さんらしいです(笑) なんでもできる。

夏美さん。名前は聞いたことあるけど、どんな人かあまりよく知らなかったんですが、こんなコメディエンヌだとは!!なんというか、努力はもちろんされてるとは思うんですが、秀才と言うよりかは天才ぽい雰囲気がありました。

 

好きなシーン

 

☆裁判のシーンで、ルーシーが告白をする時に自分たちがちょこちょこ回って、舞台が回ってるように見せるところ(笑)舞台自体が回転しないなら自分たちで回るというコミカルなシーン(笑)予算とギャグを兼ね備えた頭の良いシーンだなと思いました(笑)

ビルと警備員の人が尻もちをついた体制で回らなくちゃいけないので大変そうだった。

 

☆曲が本当に良くて、私が特に良かったのはビル(海宝直人さん)が歌う、「永遠の憧れ」です。

さかいゆうさんの曲ですね。オシャレかつ、切ない。そして温かい歌です。もうこれはメロディーが私好みという他無いので逆に書くことないんですが(笑) あ、海宝さんの声が良くて一瞬落ちかけました(笑)

 

☆無罪ヒット・パレード

すごい東宝ぽい演出というか、体形移動が好き(どんな感想だよ)小道具の札も楽しい!!この曲好きなんですよね…サントラ欲しい…

 

☆ラスベガスに乾杯!

ジャニオタ全員好きでしょ!!と思ってる曲。特にSHOCK好きなら好きそう。ラスベガスの華やかなイメージの曲。

 

☆クランキー!!愛すべきクランキー!

大好きなキャラクターなんですが最後まで必要性がわからなくて、でも可愛いからいいか(笑)となってます。最初と最後しかほぼ出てこないのでぬいぐるみにしてまで出したかったのか…??と謎です(笑)

噛みつかないでクランキーというナンバーがあるので、そのために作られたのかなぁ。

最後カテコで屋良くんがお辞儀をする時にクランキーもちゃんと片手にいてお辞儀をさせてるのめっかわでした!屋良クラの絡み好きだったなぁ。

 

☆ミュージカル「SONG WRITERS」とのつながり

屋良くん×岸谷五朗さん×森雪之丞さん、は2013年2015年に上演された「SONG WRITERS」でタッグを組んでるんですよね。今回もサマンサがソングライターズに出てくるガンビーノの娘という設定だったり、ルーシーのデビュー曲の作詞作曲もソングライターズのキャラ、エディ(屋良くん)とピーター(中川晃教さん)と説明されたり……。

私はソングライターズという舞台を観ていないです。そもそもジャニオタにすらなってなかったです(笑)でも過去にそういう舞台があったということは知ってました。観劇の最中はその情報は知ってたので反応は出来て笑えたんですが……いやー、今回ほど観てないのを後悔したことは無いです(笑)

 

☆ 真瀬はるかさん

裁判のシーンで真瀬さんが金髪ポニテ陪審員の役をしてて、その役が超可愛いんですよね。いかにもキャピキャピしたOLって感じの見た目で、ルーシーが法廷で「私が誘拐(?)されたのはジャックの愛を確かめるための自作自演です!」っていう嘘を言った時に(まあ〜〜♡♡それなら仕方ないわね♡)ってきゅるんって共感しててすごくその恋愛至上主義的な役作りが良かったです。とにかく可愛くて、真瀬さんのこと1mmも知らなかったんですがこの役が真瀬さんで良かったなぁと思いました。

 

まとめ

重いメッセージ性とかは無いんですが、仕事帰りとかに観ると疲れが吹っ飛ぶような明るく楽しくハッピーな舞台でした。でもそれでいいですよね。「あー楽しかった!また見たい!」で終われるのも最高の舞台のあり方のひとつだと思ってます。

今回急遽休みが取れたので行ったんですが、ちゃんとチェックすべきスタッフ陣だということがわかったので(上から目線だな)次からはちゃんと席確保します!

サントラ欲しいミュージカルでした。東宝はすぐDVDにしてくれるイメージですが、ジャニーズ事務所との関係もありますよね〜。事務所はそこら辺早く映像化にGOを出して欲しいな〜。