いつでもまっすぐ

最近のこと

味園ユニバース 復活上映行ってきました

6月2日味園ユニバースの復活上映に行ってきました。ドリパスのやつです。

私は映画館で見たことがなかった&他の方の感想を読むと「これは映画館で見れて良かった」みたいな感想が多いので、これは神様がくれたチャンスや!!!と思い見に行きました。

 

映画館に行くのに学校から電車に揺られていたのですが、同じ車両に絶対この人味園ユニバースだろうな、みたいな人がうじゃうじゃいて(田舎の路線なので大抵わかる)ニヤける(笑)

 

結果、映画館で見れてよかった。

やっぱり音響がTVと違うし、真っ暗な中で集中して見れるのが良かった。私、すぐ携帯触っちゃうので(笑) 周りも当然ファンしかいないから視聴環境の良さがやばい。

味園ユニバースの感想は一回書いたんですけど

4月に観た映画 - いつでもまっすぐ

あんまり細かいことは書いてないので今回は書こうかなと思います。パンフとかそういうものは見てないので映画でわかった情報だけです。

体の匂い

染み付いた血の匂いがとれない、ということで日常的に暴力がある世界にいた茂雄さん。

最初の車のシーンでは血の臭いがするってタクヤさんとショウが言う。

で、記憶失くした後、カスミが「その匂いも取れるやろ」って言う。記憶失くしたときの言及はこれ以降ない。

それから、記憶が戻って実家の店で姉(?)妹(?)に「その臭いよりはマシやもん」と言われるまで臭いについては言及されないんです。

深読みかもしれないんですけど、血の匂い=茂雄。

ポチ男のときは臭いについての話も一切ないし、ポチ男でいた時だけは血の臭いはとれていたのかなと思いました。

赤犬さんについて

いやー、普通にこの映画のためだけのバンドかと思ったら実際に活動してらっしゃるんですね!そこにまずビックリ!ポチ男がカスミの家に連れてこられて記憶喪失だってわかった時に「探偵ナイトスクープ呼ぼ」って言ったのツボでした(笑)

あの番組いいですよね(笑)私も好きです!

あの番組終わったらブチ切れる勢いで好きです。(何の話)

カスミについて

お店を切り盛りしなきゃいけない、痴呆の祖父がいる、赤犬のこともある。強いな、と思いました。あの状況、正直しんどいと思います。

一見、不貞腐れてるような態度ですけど頑張っててえらいなって。

そこに現れたポチ男(の歌)は彼女の色のない日常が一気に色づく存在だったんじゃないかなぁ。恋愛とかそんなんじゃなくて、ただ歌に夢中になれる。

誰でもそうですけど、夢中に追いかけれるものがあるって楽しいし幸せになれるんですよ。

歌について

ココロオドレバいい曲ですよね〜!!(小並感)

最初聴いた時はただ単純に良い曲だなとしか思わなかったんですけど、今回映画館で聴いて改めて歌詞の良さに気づきました。

何もないとこで転んだ

上にもTwitterで呟いた事なんですが、この歌詞意外と深いなぁと。

ほんとに日常のささいな歯車が噛み合わなくなってどんどんダメになることとか、前は余裕で出来ていたことが急になんの知らせもなく出来なくなることとかいっぱいあると思うんです。

学校を1日休んだらちょっと行きにくくなって、その後も休んじゃって、終いには学校自体行けなくなってしまった、みたいな。(例です)

 

それでもこの歌は、この映画は、茂雄は、自分で起き上がるっていうか、それこそ「よろめきながら さぁ笑え」ってがむしゃらに1歩を踏み出すんですよ。 

たしかに周りの人の影響とか助けってあると思うんですが、カスミはポチ男が倒れてても「はよしんと置いてくで」って絶対に手は貸さないというか。そこに立ってるだけで。そしてポチ男が起き上がってむしゃらに一歩進む時に、そこに立ち止まったままのカスミを引っ張るんじゃないかなぁと思います。(あくまでイメージの話)

 

私、結構この映画が自分で思ってるより好きみたい。

▽新曲が続々と発表されてますね

レコメンやスバラジや大倉くんと高橋くんなんかでアルバム「ジャム」の曲がどんどん発表されています。

これ、発売日までに全部発表しちゃうんじゃないの??という勢いで毎週何かしら新曲がかかってます(笑)

 

個人的には「今」と「Never say Never」が好きです。

早く28日にならんかな。

▽SWIMMERが終わる

中高時代にお世話になったSWIMMERがブランドとしての終わりを告げた。

中学の時のペンケースなんかみんなSWIMMERで、セーラー服の胸ポケットに刺さってる折り畳みの櫛もみんなSWIMMERだった。

私はSWIMMERがどこにあるのかわからなくて(田舎者)(こういうときお姉ちゃんがいる子は強かった)、私自身は持ってなかったんだけど、あるときお誕生日プレゼントでSWIMMERとchocoholicのレターセットとシャーペンを貰った時は嬉しくて好きな少女漫画家さんにファンレターを何通もそれで送った。

大人になって都会に出かけるようになってSWIMMERのお店を初めて見かけることがあって、でもその時は私はもうSWIMMERに心惹かれることは無かった。

あんなに欲しくて、でもどこに売ってるかわからなくて悶々としていたのにもういらなかった。中学時代友達に聞けばよかったんだけど、あまりにもみんなが持ちすぎていて逆に知らない自分が恥ずかしくて聞けなったのである。

 

ネットでは「価格を上げてでもいいから終わらせないで」という声もあるようだが、私は良い引き際だったんじゃないかと思ってる。

最後まで「中高生のおこずかいの中で買えるSWIMMER」として終わるのが、少女たちに夢を与え続けた大人たちの賢い選択なんだよ。

でもやっぱり寂しいからみんなSWIMMERのお店行こう。

そこであの頃少女だった女たちが買い物することがせめてもの餞別になるような気がする。

 

 

今日はここまで!!