4月に観た映画
こんにちは!
だかだか感想だけ書きます!
味園ユニバース
我らが渋谷さんの映画。
すばるさんはこの映画1本だけ持ってどこへでも、どこへだって行けると思いました。
沢山のドラマ・映画に出ることも様々な役・作品・監督に出会えるし、また新しい自分に出会えるので、それも全然OKだと思います。
V6の岡田君や嵐の二宮君なんかはまさに典型的なそのタイプだと思ってて、それはファンは成長を楽しめるし作品数が多い方が嬉しいし、一般的にも知名度も上がるし、俳優としてイメージのしやすい「成功」をしてると言えます。
だけど、A5ランクの作品が1本あればいいじゃないか。すばるさんはあえてボーカリストのお仕事だけに絞られてるからあまり映像の作品は少ない、しかし鮮烈で目の離せない作品を作った。その事実があれば本数なんてキャリアなんて関係ないなと思いました。
私が言ってるのは片方をけなしたりしてるんではなくて、あくまでもアプローチの仕方というか、その人に合った作品作りがあるよねっていうこと。
色んな作品に出て、経験を積んで「流石」とか「圧巻の」言われる作品を作るのもありだし、その人にドンピシャで合う1本の運命の作品だけで伝説を残すのもあり。
聖の青春
あらすじ(公式HPから引用)
映画の中で羽生さんと対局後にこっそり二人で宴会を抜け出して静かな居酒屋で酒を飲み交わすシーンがあるんですけど、私が思ったのは将棋は相手のと戦いに見えて、実は自分自身との戦いなのかもしれなということでした。
自分との向き合いは勝ち負け以上に孤独。
そんな中、聖の言った「羽生さんの見てる海はみんなの見てるそれと違う」という言葉は孤独に戦うもの同士のなぐさめなのではないのでしょうか。その孤独は理解されて初めて救われる。特に羽生さんは当時から将棋界の頂点にいたので頂点にいるものとしての孤独、孤高というのもあったと思います。
劇中、何度かあった対局でも2人は互角だったし、こういう仲間(?)同志(?)の存在は貴重だし幸せなこと。まさに2人が切磋琢磨したこの日々はそれこそ「青春」だったのだろうと思いました。
今回、松山ケンイチ演じる聖に私は正岡子規をイメージしたのですが、坂の上の雲や新撰組の試衛館時代なんかも思い出しました。まさに悲しくも美しい男が駆け抜けた青春映画でした。
あとは、セトウツミと母と暮せばを観ました。
セトウツミは漫画原作で面白いんだけど、深夜にボーッしながら見る感じでした。90分もないし。
今をときめく菅田将暉くんが出てるんですけど、ほんとにあの人は「演技がうまい」というよりかは「実際にいそう〜」ってなります。表情の作り方や仕草がリアルで、あんなに特徴的なイケメンなのにスッと周りに馴染む。
母と暮せばは二宮さん。私ほんとにこの人の演技好きなんですよ。
なんだろうな、どの役も役になりきれてるんだけどその中に二宮和也成分がちょこっとだけ入ってる。
今日はこの辺で〜!!